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SUPER★DRAGONファン対象に行ったアンケートの結果。実施者:彪馬推しのしがないOL。

Emotionsツアー&2nd Emotionフリーライブツアーを振り返る

SUPER★DRAGONと1ヵ月半感情共有した結果がエモ過ぎたので、この気持ちを忘れないように感想を記録に残すことにしました。
※ 彪馬推しのため、彪馬くんのレポが多いことご承知おきください。
※ すべて一オタクが見て聞いて感じた内容です。


SUPER★DRAGON 今後の可能性を大きく広げてゆく予感に満ちた『Emotions』ツアー

1ヵ月半のライブ概要↓


「2nd Emotion」リリースフリーライブツアー
2019.2.17 宮城・仙台駅前EBeanS
2019.2.23 福岡・天神コア
2019.2.24 大阪・南港ATC
2019.2.27 東京・ダイバーシティ 東京プラザ
2019.3.2 愛知・イオンモール常滑
2019.3.3 東京・としまえん
※参加個所は青字

「Emoions」Zeppツアー
2019.3.21 17:30 Zepp Fukuoka
2019.3.22 17:30 Zepp Namba
2019.3.29 17:30 Zepp Nagoya
2019.3.31 17:30 仙台GIGS
2019.4.3 13:00/17:30 Zepp Tokyo
※参加箇所は青字

「2nd Emotion」リリースフリーライブツアー

■2019.2.17 宮城・仙台駅前EBeanS

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セットリスト:1.WARNING 2.Untouchable MAX 3.Bring Back 4.BADASS
・イヤリングなし 前髪下ろし
・ついに迎えた彪馬くん復帰戦。どことなく見た目も大人びた姿で登場。メンバーやファンが「おかえり」と何度も声かけるも、決して「ただいま」と言わない彼の強さに涙。お休みの間も、彼はスパドラの彪馬のままだったのではないか。確かに、彼の歌声はまったくブランクを感じさせない力強さであった。

■2019.2.23 福岡・天神コア

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セットリスト:1.WARNING 2.Bring Back 3.LRL 4.BADASS
・イヤリングなし 前髪下ろし
・彪馬くんのアイメイクに衝撃を受けたこの日。上まぶたにはオレンジ系シャドウたっぷり、そして下まぶた目じり側にはなんとラメシャドウがキラキラと。こういうところが、彪馬くんならではの良さだと涙。

■2019.2.24 大阪・南港ATC

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セットリスト:1.WARNING 2.Untouchable MAX 3.LRL 4.BADASS

■2019.2.27 東京・ダイバーシティ 東京プラザ

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セットリスト:1.Untouchable MAX 2.BADASS 3.WARNING 4.LRL
・イヤリングあり 前髪下ろし
・久々の大きな、照明スモークガンガンのステージでの彪馬くんのパフォーマンスは最高に生き生きとしていた。リリース日ということもあり、受験期から全てを乗り越えてきた彼は肩の荷がおりたのか、明るさ満点の元気さが印象的であった。彼が新たに手に入れた装飾品の青みグレーのカラコンに照明の光が集まり、目をキラキラギラギラと輝かせるその姿。一生忘れない。

■2019.3.2 愛知・イオンモール常滑

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セットリスト:1.BADASS 2.Bring Back 3.WARNING 4.LRL
・イヤリングあり 前髪上げ
・セカエモ期間初の前髪上げ彪馬くん、おでこや頬のあたりの骨格がぐっと大人っぽくなったことを確認でき涙。ただただ男前。そして、毅くん不在日。Bring Backで見せた洸希くんと彪馬くんの、背中合わせの掛け合いはエモさの塊であった。

■2019.3.3 東京・としまえん

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セットリスト:1.BADASS 2.Get Lite! 3.リマカブロ 4.WARNING
・イヤリングあり 前髪下ろし
・色々と乗り越えた最後の最後、荒天の中のライブでもテンション高く元気いっぱいニコニコの彪馬くん。ライブ前に控室の小窓から見えた、リラックスした様子で首を回しボーっとしていた彪馬くんの姿が目に焼き付いた。本当に頼もしいステージ人だ。


「Emoions」Zeppツアー

 

■2019.3.21 17:30 Zepp Fukuoka

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・彪馬くんの衝撃的な茶髪姿お披露目に全人類が震えた日。中学校を卒業した彪馬くんが一番に選んだ変化が染髪。この日がこんなにも早く来るだなんて…動揺したファンも多かったはずだが、何よりとてつもなく似合っており、最高に格好良かった。それでもう十分なのである。新たに手に入れた姿で、新たな楽曲を、凝ったステージ上で思いっきり披露できる喜びが満ち溢れていた。昨年夏辺りからはクールなパフォーマンス姿も増えてきていた彪馬くん、久々に昔ながらの全力ギラギラ120%のパフォーマンスが見られて感涙。

■2019.3.22 17:30 Zepp Namba

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・前日の福岡からの勢いそのままに、この日も終始全力ギラギラパフォーマンス。また、茶髪×前髪上げというスタイリングの威力が半端ない。この日はまさに彪様だった。


■2019.3.29 17:30 Zepp Nagoya

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■2019.3.31 17:30 仙台GIGS

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・リハーサル見学に当選し、参加させていただいた。とにかくエモかった。色々考えて泣いた日。本編の彪馬くんは、Emotionsを段々と自分の中に吸収出来てきたのか、曲により緩急つけたパフォーマンスをするようになっていた。中学生ラストライブでは、そんな大人っぽさを感じるようなパフォーマンスだった。

■2019.4.3 13:00/17:30 Zepp Tokyo

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・何も言うことは無い。とにかく9人全員が全力を出し切り、その思いが全てのファンに届いたそんな公演。ただ彪馬くんに関して一点、1部では2部に向けてか、喉に負担が大きそうな歌い方を控え、持ち前の透き通る高音を響かせる場面が多かったのが印象的であった。とにかく、2部のラストの方なんてエモに浸かり過ぎて記憶があまりない。嬉しい発表×2もあり、最高の公演だった。

 

セットリスト

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「Emotions」の展開について個人的な解釈
(Emotionsツアー、ライブ内容とその展開が最高に気持ちよくて大好きでした。大好きだからこそその魅力の元を突き止めたく、色々考えていたことを書き出しました。熱が入るあまり、唐突な論文口調となりましたがお許しくださいませ↓)

・Emotionsツアーを一言で説明するなら、次の通りであると考える。

観客の感情を思い切り揺さぶりまくり、
すべての固定概念を取っ払った先に掴んだ、
本能的で最高の『感情共有』

・また、今回のライブは非常に分かりやすい2部構成であると感じた。
①Overture〜WARNING…様々な姿で魅せ惑わす「今のSUPER★DRAGON」からのメッセージを掴むストーリーパート
②MADAMADA〜Untouchable MAX…理屈抜き本能で今この時の感情を共有する怒涛のライブパート

 

①-1 ステージの【向こう側】【こちら側】の融合

=LRL,Mr,GAME

SUPER★DRAGON 今後の可能性を大きく広げてゆく予感に満ちた『Emotions』ツアー
・ライブが始まるまで、当然ながらスパドラと観客には以下の構図が存在する。
  ステージの【向こう側】ースパドラ

  ステージの【こちら側】ー観客

・この境界を表すものが紗幕であり、メンバーはその幕の【向こう側】に召喚される。映しだされれるレーザーの光がまた幕の存在を強調する。

・そしてその紗幕が取り払われた後には、沢山のライトの光が、【向こう側】のメンバーにより【こちら側】の客席に向けられる。この点が何より印象的である。本来であれば【向こう側】に当たるはずのライトが【こちら側】に当たることで、強制的に同じフィールドに立たされることとなるのだ。
・つまり、冒頭2曲の時点でステージの【向こう側】【こちら側】の境界は撤廃され、「感情共有」のための環境が整えられたのである。


①-2感情共有」に踏み出すも、一味違うスパドラを見る

=PAYAPAYA,Remix曲
・今ではライブ終盤盛り上げ曲として定番のPAYAPAYAがこんなにも序盤に、クールにサラッと歌い上げられる。

・さらに、これまでのライブで圧倒的に披露数の多い表題曲はremix verとなり、またしても「これまで知っていたスパドラ」とは若干違う顔を見せつけられる。


①-3 一味どころか二味も違うスパドラ

=Bring Back,BLOODY LOVE
・前パートで多少の違和感を覚えさせられるが、それが加速するのがこのパートである。映像とのコラボレーションにより儚さや刹那を全面的に表現したと思えば、次曲では一転シャツ姿にオトナの振付でグッと色気を魅せる。ここまで来ると違和感を超え、その格好良さにただ呆然とするしかない。


①-4 束の間の安心タイム、今までのスパドラ

=ゲラゲラ,リマカブロ
・パート①-2,3にて感情を揺さぶられ不安定になった観客の心を、一気に落ち着かせるのがこのパート。ファイヤーはいつも通りの安定したクオリティで馴染みの曲を、サンダーはいつも以上に元気いっぱい沢山の笑顔と共に馴染みの曲を。

・そして気づくのが、この「安心感」は、過去のスパドラへの固定的なイメージに起因するのではないか?ということ。

 

①-5 常に進化するスパドラの「今」の真骨頂と、ワーニングメッセージ

=Set It Off,WARNING
・前パートで温まった空気感を一瞬でブチ破るこのパート。パートの繋ぎ目で比較すれば、この緩急こそライブ上最大であり、今回のライブにおけるメインパートは、間違いなくここであると考える。

スパドラは常に変わり続け、次々に新しい姿を見せていくから、油断するな目を離すな着いてこいの「WARNING」というメッセージが発信され、観客の感情はいよいよ全て解放され目の前の9人に委ねられるのである。

 

②-1 感情共有を果たし、全身で楽しむ怒涛のライブパート

=Mada'Mada~Untouchable MAX
・準備は完全に整った。この曲の並びを見れば、心の底からそして身体中でライブを楽しむことだけが求められていることは明白である。

・ライブ終盤に差し掛かり、体力を振り絞りながら全力で煽り続けるメンバーと、それに全力で応える観客。真の感情共有が果たされ、底知れぬ熱さと同時に生じるカタルシスとともにEmotionsは幕を閉じる。


セットリスト順に振り返る「Emotions」

■LRL
・挑発的な表情でレーザーの光を縦横無尽に操る9人の迫力に冒頭から圧倒される。リリイベでは「一緒に踊ろう」がとにかく強く、時には踊らないと本気で怒られたりもしたこの曲。それをあえて踊らずに、レーザー光線で操って来るだなんて欺き具合にシビれる。
・大所帯であることを活かした、ステージの高さも横幅も活用したメンバーの配置から感じる圧が凄い。
・何回か、紗幕にサッと触れ、幕を揺らし焦らすという毅くんのパフォーマンスは間違いなく毅くんにしか出来ないものであり、流石だった。


■Mr.GAME
・ハンドライトによるパフォーマンス。メンバーがメンバーを照らす、またメンバーが観客を照らすという仕組みがエモい。
・歌割り的に、毅くんが主役となるこの曲。何度も8人のライトを独り占めするその姿には圧倒的な説得力がある。古川毅帝国とはまさにこのことか、と思わされる。
・必ず、手元のライトで照らした先にある毅くんの顔をずっと見つめている壮吾くんの姿にグッときて目が離せなかった。やはり彼の目には語りが多い。

 

■MC1-自己紹介―

私が覚えている範囲の彪馬くんの自己紹介(ニュアンス)

【福岡】「博多美人のみんな〜!彪馬です!1階!2階!1階!2階〜(煽り) イェーイ!」 

【大阪】「彪馬やでー彪馬やでー!1階彪馬やでー!2階彪馬やでー!...(エンドレス)」

【仙台】「っ仙台!(直前の毅くんの物真似)わははー!彪馬でーす!」

【東京1部】「彪馬です!今日は俺たちが満足するまで帰らせねえからな?」

【東京2部】「彪馬です!今日は最高の夜にしようぜ?」

・公演を重ねるにつれ、大人クールモードにシフトしていっているのが面白い。というかむしろ前半のはしゃぎっぷりがなんとも可愛い。


■PAYAPAYA

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・通常、メンバー同士がワチャワチャと楽しく盛り上がるこの曲は、そんな楽し気な雰囲気は抑え目に、クールに仕上げられていた。ガウン風の新衣装を纏い、クールに決めるPAYAPAYAも新鮮で良いものであった。また、この度の音源化を受け正式に彪馬くんパートとなった「俺は一人がお似合いさ」と暗めの照明、紫衣装の組み合わせが絶妙であった。


■Monsrer! Remix Ver(日替わり)
・こんなに大成功なRemixが未だかつて存在しただろうか。と言っても過言ではない程、人気の原曲の世界観を壊さずにディープな感情を引き出すような振付が最高であった。

・彪馬くんの熱の入れ方は半端でなく、周囲の彪馬推したちも大絶賛。久々に彪馬くんの「(いい意味で)やり過ぎパフォーマンス」が堪能できてとにかく最高。新振付の「刹那のキス」、ねっとりこってりたっぷりと表情をつけながらキスを重ねに行く彪馬くんがどこか懐かしく、一方で成長も感じられて痺れた。
・♪ゲミギミラ~の力強い振付も、2番Aメロ♪息も止まりそうなくらい~からの上体を動かしまくる振付も、彪馬くん優勝。
・それなのに、♪探してよ~からのパートで原曲のままの優しく美しい高音の歌声を響かせる彪馬くん。全体的に大人の雰囲気となったRemixを楽しんでいる所で、一瞬で1年半前の彪馬くんが蘇ってくる。ここの歌い方を全く変えなかった所に彼のこだわりとそのセンスが光っていた。強すぎる。
・ファイナルの東京2部では、とにかく毅くんの熱気が凄かった。毅くんが彪馬くんの手を握り、そのまま手を引いてからのデュエット風の振付。その手を引く力が本当に強くて、彪馬くんもその勢いにのって以降の振付の演じ方が熱かった。本当に男女の振付のように見え鳥肌。

■SWEET DEVIL Remix Ver(日替わり)
・こちらは原曲の疾走感とは打って変わって、小洒落た雰囲気で魅せる曲へ仕上がっていた。そのギャップに魅力が詰まったパフォーマンスである。
・上体を大きく動かす振付が多いため、彪馬くんはまたしても無双しているし、何より本人が楽しそうである。クールな曲調であるのに、ふとした瞬間に楽しそうな笑顔が見えるのが印象的であった。

■Bring Back
・メンバー全員がステージから消える瞬間と、思いがけない場所から登場する瞬間が繰り返されるトリッキーさに、猛烈な儚さを感じる。いまこの瞬間、スパドラのライブを観ている事実、スパドラ9人が舞台上に立ち続けている現実の不確かさ=奇跡を感じて感極まってしまう。
・彪馬推しとして、1番の♪時は流れてく〜サビのパートは永遠に忘れられない光景となった。舞台上に誰も見えない状態で、無限に広がりそうな、美しく弾む「時は流れていく」が響く。そして次の瞬間。ファンの中では「初代主人公」「2代目主人公」と呼び声の高い毅くんと洸希くんを両サイドに、彪馬くんがセンターとして明るいステージ現れる。力一杯、そして歌詞の通りに悩ましげな表情で「歌い踊り狂う」彪馬くんの姿には、あの十数秒間は絶対に主役であろうとする意思が見えてゾクゾクする。この演出考えた人に菓子折り贈りたい。
・また、2番の♪時は流れていくも良い。下段舞台で歌う毅くんの感傷的な歌声に合わせ、上段舞台で一人踊り上げるジャンくんの圧倒的な美しさ。この空気感の完成度には鳥肌が立つ。ここでつよジャンを組み合わせた演出を考えた人にも、重ねて菓子折り贈りたい。
・ラストに下段舞台前方にメンバーが勢揃いする部分も圧巻。これまでの儚さを断ち切り、確かな存在感を感じさせ、9人それぞれが曲に合わせ悩ましげに演じ上げる。感情が満ち溢れているこの曲、今回のライブで1、2を争うお気に入りパート。
・余談ではあるが、リリイベ期間はずっと音源を被せて歌っていたこの曲。最終的にEmotionsでは被せなしで披露されたところに、彼らの努力が感じられこれもまたエモかった。


■BLOODY LOVE

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・まずBringBackからの展開がとても早いところが良い。しんみりした空気感を、一瞬であのイントロで変え、さらにはサテン風のシンプルな黒シャツに衣装替えしたメンバーが登場。このインパクトの大きさが気持ちいい。
・Emotionsにおいて、彪馬くんが主人公となる曲がどれかと言えば、BLOODY LOVEになるのだろうと思う。下部舞台に他8人を集まらせ、上部舞台センターにただ一人立ち、背後のモニターに映し出される❤︎の前で、持ち前の上体の柔らかさを生かして踊るあの姿。本当に美味しい役割を手に入れた推しのことを誇りに思うし、間違いなく適任。
・ただしラストのサビにおいては、アルメデの掛け合いが観られるのもこの曲の旨味。それまで上部舞台を独り占めしていた彪馬くんの元に、ゆっくりと上ってきて、彪馬くんを食い尽くす勢いでアレンジバリバリに歌い上げる毅くんは最強。そんな毅くんに負けないよう、彪馬くんの歌い方にどんどん熱が入っていくのが良い。やっぱり毅くんの存在は大きい。
・この「毅くんが上がってくるのを待つ時間」について、格好良い感じにウロウロしてるのが通常。ただ東京1部だけ、上部舞台前方に出て立ち止まり、客席に端から端まで視線を落としていた姿には、ゾクッと来た。やっぱり、こういう表現が妙にハマる。
・東京1部では毅くんの声が少し出にくそうであったが、アレンジをガンガン効かせて果敢に聴かせにいっていた。彪馬くんはそれに応じようとしたのか、最後のアルメデ対面での掛け合いがこれまでで一番熱かった。アルメデの絆、エモい。

 

■MC2-サンダーのゲームタイム―

・自称「ゲーム考案要員」である彪馬くんが、毎公演ファンと一緒に頼めるゲームを用意して、ルールを説明してくれる。ルール説明は回数を重ねるごとに、分かりやすく盛り上がるように工夫されており、彼の真面目さが垣間見えた。

【福岡】【大阪】【仙台】○○線ゲーム(山手線ゲームのご当地版)

【名古屋】みのりかリズム

【東京1部】【東京2部】モッツァレラチーズゲーム

・壮吾くんのパンツの柄の話や、彪馬くんがエセ関西弁をつかい照れる話など、14~16歳のサンダーらしく、良い意味でしょうもないリラックスして聴けるお話が多くてほっこり。そして気づくことが1つ。彪馬くん、もはやサンダーの中では一番話し声が高くて圧倒的な少年声。喋り方にも可愛げがあるから、パフォーマンス中とのギャップが随一。

■ゲラゲラ

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・ファイヤーの格好良さは安心安全の安定感で、無駄なことは何も考えず、ただただ彼らのパフォーマンスに浸かり楽しむことが出来る。この後のサンダー曲と違って、特別な演出を加えず既存の振付で攻めるという選択をした所に、ファイヤーの凄さを改めて実感した。
・何より、新衣装が似合いすぎて登場の瞬間から震える。桁違いの長身組3人と鍛え上げられた身体の玲於くん、大人の体系で着こなす白衣装には絶対的な美しさを感じた。

■リマカブロ

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・突然の元気いっぱい運動会開催に当初は困惑したものの、「今しか見られないもの」と感じた瞬間から涙なしでは観られない状態に。
・熾烈なコンビ論争が繰り広げられているサンダー内において、様々なコンビでのパフォーマンスが見られる盛りだくさんな一曲となった。個人的な優勝は「そごらく」であり、良い意味で陰の雰囲気漂わせるこの2人が、満面の笑顔で抱き着き合い、そのままクルクルと回り、客席後方ステージへ移動する姿は天使の戯れ以外の何でもなかった。
・基本的に彪馬くんは、自由に楽しんでいる印象のこの曲。特に大阪公演では、彪様アピールタイムが炸裂。とにかく何か披露する度に、客席へ決めポーズと共にドヤ顔を見せつける彪馬くん。階段降りてドヤ、飛び降りてドヤ、ジャンプしてドヤ。全ての瞬間を楽しそうにステージ上を駆け回る様子に、「これぞ彪馬くんのパフォーマンス」を堪能できた。
・上部舞台から下部舞台への飛び降りでは、必ず力いっぱい両足で踏み込む彪馬くん。舞台が狭かった仙台公演では勢い余って客席に落下しそうになるも、神スタッフさんが脚を掴んで阻止。その後の東京公演でも変わらず全力飛び降りをした彪馬くん、よく頑張りました。

■Set It Off

SUPER★DRAGON 今後の可能性を大きく広げてゆく予感に満ちた『Emotions』ツアー

・ズルい、ズルい、ズルすぎる。何だこの展開。間違いなく会場の全観客が興奮した瞬間。リマカブロ運動会にて、保護者気分でほっこりしていたら。いきなり照明が赤紫になり、シャンデリアが降って来て(?)、ゴージャスな革のソファが現れて(?)、「根拠はない余裕でPlayGame~」って脳天を撃ち抜かれた気分に。言葉で聞くと、訳がわからないだろう。それが見事に成立しているのがこの曲で、何百回でも何千回でも見たい。
・まずラップ組3人のパフォーマンス力に感嘆。こんなに攻めた曲、3人揃って徹底的に演じ上げることができないと、一気にダサくなる可能性がかなり高い。ジャンくんの圧倒的なカリスマ性、洸希くんの官能的と言えるほどの表現力、和哉くんの「言葉を伝える力」の高さ、3人とも完成度が異様なほどに高い。この3人による土台が堅いからこそ、ダンスパフォーマンスも映えるのだろう。
・そう、ダンスパフォーマンスも6人揃って最高なのである。特に話題となっていたのは壮吾くん。彼の目はいつも語りが多いように見え、WARNINGのMVでも目のカットが使われていたほど。そんな彼が、ぐっと上達したダンスを、怒りを通り越して軽蔑を含んだような絶対零度の視線を投げ下ろし披露する。振付と衣装のバランスも最上であり、ゾクゾクが止まらない。
・「踊りに専念する彪馬くん」という最高の時間を楽しめるこの曲。彪馬くんがモロに好きそうな振付で、恐ろしい程に生き生きしていた。前半の福岡公演、大阪公演においては、これ程に怒りMAXな曲であるのに、終始笑みを浮かべながら踊っていたのが印象的であった。本心から楽しかったのだと思われるが、怒りを超えた先にある底知れない感情の不気味さが出ていて、あぁその解釈なのか…と意表を突かれた感じもした。ただし日によって演り方を変えそうだから今後が楽しみ。と、思っていたら、案の定後半戦ではクールな表情へ変化。力強く踊り上げる姿もまた良かった。
・壮吾くん彪馬くん楽くんがスポットで抜かれて踊るシーンの美しさが凄い。めちゃくちゃバランスがいい。9人の中では「曲線」な表現をする3人だし、それでも三者三様の「曲線」が描かれている。男性性とは少し離れた所にいる3人の存在が際立っていて最高。

■WARNING
・ここもまたズルすぎる。アルバムを引っ提げたライブツアー、そのリード曲がここに来てやっと登場。イントロが流れると同時に、舞台上のすべてのモニターにメンバーの顔が映し出されたあの瞬間。クリックゲームを通してMV公開までたどり着いたこと、MV撮影地の渋谷に巨大看板が出たこと、リリイベでの思い出…全てが蘇り、沢山の感情が溢れ出す。こんなにエモい展開、ズルすぎるのである。
・上部舞台、下部舞台などとにかく与えられた空間すべてを使ってパフォーマンスするこの曲。これは、「9人全員が」格好良くないと成り立たない。一人一人の強い思いが歌に踊りに表れており、今回のアルバムとツアーに懸けてきた熱い思いがこれでもかという程伝わってきた。これが、「WARNING=警告」として、今のスパドラが世界に発信したいメッセージなのだろう。
・彪馬くんの見せ場「消え去っていく穢れたカルマ~」においては、直前の♪Come on get wild辺りから既にスイッチが入り悩ましげな表情に。あの切り替えが何とも彪馬くんらしい。見せ場の1音目から勝負に出られる頼もしさがある。

■Mada'Mada'~Untouchable MAX
・別名「部活タイム」とも呼ばれる、延々続く煽りタイムから始まる怒涛のライブパート一曲目。今回のライブに合わせて加えられたラップパートが最高である。「陰キャ陽キャも俺の前じゃsame」だなんて、何ともスパドラらしくて粋。陰キャの私も救われた気分に。そして部活タイムに若干疲れ限界を感じてきた頃、満を持して9人が衣装替えして登場。ここからは、ただ純粋にライブを楽しむ最高に気持ちいい時間である。
・彪馬くんの煽りは、声は低くなりつつあるもののやはり透き通る少年声のため、本当に部活のようであった。
・彪馬くんの「まだまだイケるぜ」パートの歌い方に変化あり。たしか去年の夏頃くらいから、がなり声で熱く歌い上げる感じが続いていたが、今回のEmotionsにおいて新バージョン披露。歌い終わりを若干のシャウト風に変えており、ただただ力強く歌うだけでなくなった所に成長を感じた。
・HACK MY CHOICEでは、福岡大阪仙台東京1部2部すべてにおいて、アルメデのニコニコタイムを目視確認できた。
・BADASSにおいては、彪馬くんの東京1部での歌い方が特に印象的であった。サビでは、がなりを入れまくり盛り上げるのが通常の歌い方であるが、2部公演を考慮してか、がなりなしの持ち前の良く伸びる歌声を響かせていた。どちらの歌い方も良い。
・Untouchable MAXでは、福岡公演と東京2部が印象的。まず福岡公演では、1曲前のBADASSで、少し心配になるくらい熱入れて歌い上げていた彪馬くん。チャブマで若干バテている様子で、声が出切らなかった部分もあった。それでも諦めたり凹んだりする様子が全くなく、最後まで走り抜ける様子に成長を感じて感動した。東京公演2部では、周囲のメンバーのアレンジ祭りに引っ張られ、彪馬くんもアレンジを入れていた。しかも、事前に準備していなそうなアレンジ。「スリリングに燃え上がるぜ」を伸ばさず短く切り上げ「フー!」と掛け声挿入。いつもの彪馬くんのアレンジと言えば、偶発的なものとは遠い綿密に練られたものであるため、今回のような感情に乗ったアレンジは珍しくて本当に感動。よっぽど感情が動いたのでしょう…エモ。9人が口々に、自ら演じているのにエモかった、泣きそうだったとコメントしていた東京2部のチャブマは、本当に9人の魂が込められた熱すぎる仕上がりであった。
・ライブパート完走後、一言お礼の挨拶があり全員でお辞儀、その後余韻に浸ることなくサッとはけていくのがまた良い。ここであえてMCを入れなかったのが素晴らしい。スパドラは最後まで最高にクールなのだ。


アンコール(抜粋)↓

 

■Endless Dance(大阪、東京2部)
・泣いた。私はEndless Danceが大好きで、常にEndless Dance披露の場を狙っている。EmotionsではWhat a dayという強敵が現れたため、その可能性は限りなくゼロに近いと思われたが、見事に共存の道を切り開いた。Endless Danceの初披露は、ちょうど1年前のホールツアーHAZARD SCHOOL 0初日大阪公演である。そんな背景も思い浮かべると、エモさを感じずにはいられない。
★彪馬くんの「絶対 絶対」、初披露の頃は絞り出すように歌っていた記憶がある。それがハザスク終盤では、伸び伸びと余裕で歌えるようになっていた。そして今回Emotionsでは、より声に厚みが増し、「絶対 絶対」の説得力とその頼もしさに成長を感じてまたまた泣いた。

■ゲットレジャーニー(名古屋、仙台、東京1部)

・出ましたゲットレ、相変わらず強い。その確固たる立ち位置は流石である。
・なぜか彪馬くんの「可愛いタイム」が固定化されつつあるゲットレ。「可愛いタイム」とは、2番「あの場所ザイオンに」の直後、彪馬くんが前方センターにて可愛いポーズを決める時間のことである。仙台公演では、おもむろにパーカーをすっぽり被り、耳上にグーをあてたくまポーズでぶりっ子に決め。東京1部では、ニヤニヤしながら立ち位置へ、まず大きな素ぶりで腰に手を当てる。その後両手を斜め上にワァっと伸ばし、ぶりっ子しながら笑顔全開。
・ぶりっ子しまくりな彪馬くんであるが、ラストのダンスパートでの彪様タイムは健在。東京1部では「カモン!」なんて掛け声も入れていて、そのギャップにやられた。

(参考)「可愛いタイム」のイメージ↓
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・ゲットレの可愛いタイム、アンコでのGoproアピールタイム、What a dayにおいては全力でぶりっ子をしっかりとやり抜く彪馬くん。彼自身、韓国の女性アーティストのかなりのファンであるため、女性的な「可愛さ」についての研究も進んでいるのだろうと感じられた。


■What a day(全公演)
・音源を聴いていたのみでは、荒んだ心のOLには「無責任に笑え笑え言うな」という「怒」の感情が芽生えることもあったこの曲。大反省した。Emotionsを体験したら、本当に最高のエモソング、スパドラとファンを繋ぐ曲だと認識出来て大好きになった。実は2nd Emotionというアルバムに込められた、もう一つの大きなメッセージはこの曲にあるのだろう。その後に本格的なMCがある訳でもなく、本当にこの曲でライブが終了する。MCで直接伝えられるはずのメッセージは、この曲によって発信されている。直接的な言葉を介せず「感情共有」が出来た、スパドラとファンの関係性の完成形がそこに残るのである。

 

気が付いたら12000字。これでもまだまだ語りつくせない。とにかく2nd Emotion、Emotionsともに最高でした。こんな素敵な状況において、「感情共有」をさせてくれたSUPER★DRAGONにどこまでもついていきたい。次の野音でも、もっともっと凄いものを見せてくれることが約束されている頼もしさ。SUPER★DRAGON最高!!!

 

以上